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藤井浩人美濃加茂市長逆転有罪は、長谷川充弘検事生の天下り先での威信を守るための犠牲だった?

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長谷川充弘検事正は、2016年12月に証券取引監視委員長に就任した

重要な国家機関などの人事案件の中には、衆参両院の同意が必要なものが有ります。国会同意人事というやつです。

日本銀行の総裁や、公正取引委員会の委員長など重要な役職が国会の同意を持って、決められます。つまり、政府の自由にはできない人事ということです。

そのような重要なポストに証券取引監視委員長というのがあります。

 

証券取引監視委員長は、現在長谷川充弘(はせがわみつひろ)さんです。

http://www.fsa.go.jp/sesc/aboutsesc/ryakureki/hasegawa_l.jpg

長谷川委員長の略歴:証券取引等監視委員会

 

以下のように参議院でも、議決が行われた記録が残されています。

証券取引等監視委員会委員長に長谷川充弘君を、同委員に浜田康君及び引頭麻実君を任命することについて同意を求めるの件:参議院

 

長谷川充弘証券取引監視委員会委員長の重要な略歴

昭和 55年3月 東京大学法学部卒業

はい、東大法学部を卒業し、検事になったエリートです。


57年4月 司法修習終了
大阪地方検察庁検事

司法修習を終えたあとは、大阪で検察庁の検事をされたそうです。

 

22年7月 最高検察庁検事

最高検察庁検事まで上りつめています。要は最高裁判所の検事です。

最高検察庁について:最高検察庁

最高裁判所に対応する検察庁で,東京に1か所だけあり,高等裁判所が行った刑事事件の裁判に対し上告された事件などを取り扱います。
最高検察庁の長である検事総長は,庁務を掌理し,かつ,全ての検察庁の職員を指揮監督します。 

 

さて、この後が注目です。

26年1月 名古屋地方検察庁検事正

27年1月 広島高等検察庁検事長

  

平成26年というのは、2014年のことです。

2014年6月に事前収賄の疑いで逮捕され、7月に起訴されました。

 

そして、藤井浩人美濃加茂市長の主任弁護士が検察にあてた、警察官の自白強要に対する抗議と調査要求の文面が掲載されている。

blogos.com

名古屋地方検察庁 検事正 長谷川充弘殿

愛知県警本部   本部長 木岡保雅殿

     

    藤井浩人主任弁護人 弁護士 郷原信郎

宛先は、名古屋地検の長谷川充弘検事正。

つまり、現証券取引監視委員会委員長です。

 

これは一体何を意味しているのでしょうか?

 

天下りに限らず官僚人事は超減点主義

検察も検察庁に属する官僚です。

天下り先の確保、と言うのは非常な関心事です。

 

当然のことながら、自分がどこに天下りできるか、というのは特に重要です。

 

さて、長谷川充弘元検事生は、最高裁判所の検察官にはなれましたが、それ以上のポストにはつけていません。トップグループからは既に外れている、つまり過去に減点されている、ということを意味しています。

 

そんな人に、あろうことかこんな転機が訪れます。

藤井浩人美濃加茂市長、一審無罪。

 

検察にとって、検挙した後の有罪率99.9%は誇りです。

なので、負けた検察官は減点対象、と見ていいでしょう。

 

hbol.jp

ハーバービジネスオンラインにはこのような記事が載っています。

国会同意人事なので、すでにこのマイナスが就任に影響することはなさそうです。しかし、消せるマイナスは消しておきたい、というのが長谷川充弘氏の中にあったとしたらどうでしょう?

 

東芝の件を裁判にしたくない裁判所と、マイナスを消したい長谷川充弘氏の間で何らかの取引があった、という考えに至ってもさほど不自然にはなりません。(確証はないですが。)

 

割を食った藤井浩人美濃加茂市長だけが筋を通している

市長の仕事は国民に如何に指示されるか、得票できるか、という点が重要です。

 

2016年12月19日に、藤井浩人美濃加茂市長は辞職をしました。

news.nifty.com

来年1月に選挙が行われます。

詳細は、美濃加茂市のホームページに記載があります。

https://www.city.minokamo.gifu.jp/shimin/info/info.cfm?id=8874#guide

 

有罪判決を個人として受け、任期残り半年を残しての再選挙に、一部批判もあります。

しかし、個人として、市民に信託され市長という人についている以上、その信が崩れかねない事態が発生したときには、その職務を続けていいのか、市民に問い直す必要があるのだと思います。

 

世の中には、比例代表で議員に当選しておきながら、その政党を追放されたとしても、厚顔無恥に議員を続けている、そんな国会議員もいます。

そういう人間に、だれがもう一度市政を担ってほしいと思いますか?

通すべき筋、というのはあり、藤井浩人市長にとっては、辞任して信を問い直す、というのが、筋を通す上で、重要だったのでしょう。

 

筋を通す姿勢、というのは、どの議員も当然の様に持ち合わせていてほしいものです。

 

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